「河合隼雄連続講演 こころを処方するユングの心理学 CD講座(全6巻)」価格 ¥16,500〔河合先生のことば〕ユングの生き方は現在のわれわれに多くを考えさせるものがあり、一人でも多くの人に知っていただきたいと願っている。テクノロジーの急激な発展によって、近代人はそれまで考えられなかったような便利な生活ができるようにはなったものの、下手をするとそれによって、たましいが殺されてしまう危険性を、ユングは早くから自覚していたのである。＜『ユングの生涯』より＞河合 隼雄（かわい はやお）臨床心理学者。一九二八（昭和三）年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒。高校の数学教師を勤めるうち、生徒たちの心の問題に直面し、ユング心理学を学び始める。スイスの「ユング研究所」に留学し、日本人で初のユング派分析家の資格を取得。ユング心理学の方法論を日欧の文化比較にまで進め、独自の日本人論を確立した。京都大学教授を経て、国際日本文化研究センター所長を勤めるが、臨床心理学の仕事に専念するため退任。元文化庁長官。収録内容ＣＤ１（１）ユングの生涯と現代における意義　（34分）（２）意識と無意識――意識に影響を与えている無意識。ユング心理学の最も重要な概念。（34分）ＣＤ２（３）人間のタイプ――人には八つの基本的タイプがある。　　（36分）（４）コンプレックスについて（35分）ＣＤ３（５）元型――人類の無意識の中に普遍的に存在しているもの。　　（35分）（６）影――無意識の中に隠れている人のマイナスと思われる部分（影）は、どんな形で表れてくるのか？（35分）ＣＤ４（７）アニマ――男の心の奥に潜む女性的なもの。　（35分）（８）アニムス――女の心の奥に潜む男性的なもの。（34分）ＣＤ５（９）夢の分析――夢には人を悩ませたりする意識できない理由が隠されていることがある。（35分）（10）自己――意識できる自我というものは自己の一部でしかない。（35分）ＣＤ６（11）個性化（自己実現）の過程――心の問題は生き方の問題としてとらえなければ解決できない。（35分）（12）東洋と西洋――日本人の課題――東洋の思想を知って、西洋のキリスト教と自然科学を絶対視すべきでない。（34分）#河合隼雄 #河合_隼雄 #本 #心理学／心理学#ユング