現代では漆器と謳っていてもウレタン、カシュー等お手頃な合成漆器が主流ですので、念のため文化四年(1807年)創業の老舗漆器店アソベ本店に鑑定して頂きました。 その結果、本漆、天然木使用の本物の漆器と確認できました。 山中塗 松葉紋洗朱轆轤目三段丸重箱 銘良宗 塗装 : 天然漆 素地 : 天然木無垢材(黒塗の部分を見ると木目が確認できます) 木箱入り 未使用保管品 およそ50年前のお品です。 ろくろを回し木を削ってこのように形成しているのだそうです。 黒漆部分に手描きで松葉文様が金彩で施された、非常に繊細で気品溢れる逸品です。 轆轤目の素地を活かすため、加飾を最小限に抑え、全体を上品にまとめています。 仰々しくなく洗練された、飽きの来ないデザインです。 サイズ(約) 直径 16cm x 高さ 16cm 上段 4cm 中段 5.5cm 下段 6.8cm 下に行くほど深くなっています。 ◆三段とも深さが異なるので、食材の大きさや量に合わせて使い分けられますし、盛り付けもきれいにできます。 ◆少人数や少量の場合は、一段あるいは二段のみお使いになれば便利です。 ※中段のみ、外側下部に長さ2mm程の小傷がありましたが、既に漆塗の専門家により補修済です。 それ以外は、問題はありません。 専門家が驚かれる程良い保存状態です。 ※写真3で内部に見える曇りは、襖紙の模様の映り込みです。 木箱は保管中劣化し、蓋には乾燥によるヒビ割れ、シミができました。お重を包む布にも若干変色があります。 木箱の内側は大変きれいです。 重箱は木箱とは違う部屋に保管してあったため、ダメージはありません。 保管品にご理解頂け、上記の点、及びプロフ記載の注意事項にご了承くださる方にお譲りいたします。 漆器 漆芸 うるし 重箱 お重 御重 菓子箱 伝統工芸 手工芸 おせち料理 正月 昭和レトロ ヴィンテージ 和風雑貨 和風インテリア